こんな方にオススメの記事です!
- 転職はしたいけど失敗はしたくない。
- 転職活動をする前に注意するべきことは?
- IT企業に転職した人はどんな失敗をしたのか知りたい!
私は転職活動でいくつも失敗をしました…。あなたには失敗してほしくない!
この記事ではIT企業へ転職したい文系向けに、転職活動の準備から転職先の内定後まで、私が実際に経験した失敗談と失敗への対策を紹介しています。
結論は、転職活動の失敗のほとんどが、信頼できる転職エージェントへの相談で対策できるということです。
転職活動は初めての経験の連続で不安になることが当たり前です。だからこそ、プロに頼ることを圧倒的におすすめしています。
IT業界は成長中の市場で、新しい求人募集が次々と生まれています。今この瞬間にしかない求人がたくさんあるので、チャンスを逃さないように効率良く転職活動をしましょう!
IT企業へ転職したい人、特に文系のためのおすすめ転職エージェントをまとめています!
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■この記事を書いた人
名前:まふかず
仕事:東証プライム上場で数千人規模のIT企業 / 法人営業10年目 / 80%在宅勤務
転職:〇〇の秘書→田舎の広告営業→IT企業
特徴: ITの最新情報が好き / 技術ゼロの文系
📖詳しいプロフィールはこちら
まずは本当に転職すべきなのかを考える(IT企業への転職はおすすめ)
あなたは転職はするべき?なぜIT企業への転職がおすすめ?
始めに、転職をすることが本当に正しいのかどうかは、一度考える必要があります。
- 今の仕事内容に不満がある
- 今の仕事の将来が不安
- 今の仕事が好きではない
このような人が転職を考えているのではないでしょうか。
転職を考えている人、特にIT技術ゼロの文系のあなたにこそ、IT企業への転職をおすすめしています。
その理由はこの3つです。
- IT業界は成長産業だから
- IT業界は人材不足だから
- IT業界に文系向け求人が多いから
IT業界は成長を続けているのに人手が足りていません。
つまり、わかやすい「売り手市場」(転職希望者が有利)ということです!
IT業界への転職と言えばITエンジニアやプログラマーの仕事が思い浮かびます。しかし、実際は営業やマーケター、事務職などの文系の職種も求人が多くあるので、文系がIT企業への転職を目指すことはおすすめです。
IT業界の成長スピードに対して、IT人材がどんどん足りなくなるという経済産業省の調査結果を載せておきます。
IT業界の成長を少なく見積もっても人材不足になる予想です。(一番上のグラフ)
詳しくはこの記事で解説しています!
IT企業への転職活動をする時のメリット・デメリット
ここで、IT企業へ転職活動をする時に生まれるメリットとデメリットをお伝えします。
デメリットのほとんどは「今の仕事がイヤだ!」「IT企業で働きたい!」という意思があれば解消します。
「変えたい!」という気持ちがあれば転職活動はできます。
しかし、転職活動のやり方や求人の選び方に関するデメリットは、意思や気持ちだけで解消できるものではありません。転職活動については、転職のプロである転職エージェントに相談することが大切です。
風邪を引いたらお医者さんに相談するし、家を選ぶ時には不動産屋さんに相談しますよね。
ここからは、転職活動のデメリットのかたまりのような私の転職失敗談をお伝えします。同じ失敗をしないための対策も同時にお伝えしますので、ぜひあなたの転職活動の参考にしてください!
恥ずかしいですけど全部実話です!
「あなたは誰?」という方はぜひプロフィールもご覧ください♪
転職活動の失敗例と対策~転職活動準備編~
1.仕事を辞めてから転職活動
初めて転職活動をした時、当時の仕事に不満があったため辞めてから2ヶ月ほど休んで転職活動をしました。
「こままではやばい!」と慌てて転職活動をしたんです…
なぜ仕事を辞めてから転職活動をしたのが失敗だったかというと理由は3つです。
- お金が減る一方だから
- 職務経歴に空白期間ができるから
- 面接で「この期間は何をしていましたか?」という質問をされるから
当然、仕事を辞めると収入が無くなります。いつまでも無職でいると身内や世間からの印象も良くありません。貯金が尽きるまでに転職を成功させないと、という時間制限まで作ることになってしまいます。
お金の心配をして焦って転職活動をしてしまうと、本当に入りたい会社を選ぶことができず、「すぐに入れる会社」を選んでしまうことになり危険です。
お金の余裕が無いと心にも余裕が無くなります…。
転職活動に使う履歴書や職務経歴書にはこれまで、どんな学校に行ってどんな仕事をしてきたか、切れ目なく書く必要があります。ここに空白があると、転職の面接で「この期間は何をしていましたか?」という質問をされてしまいます。
面接で自信を持って話せるような勉強や旅行などの経験ができないなら、職務経歴に空白があることはデメリットでしかありません。
遊んでました!とは言いにくいですよね…
対策 =仕事をしながら転職活動をする
仕事を辞めてから転職活動をするのではなく、仕事をしながら転職活動をすることをおすすめします。
- 「時間がない…」
- 「そんなの疲れてできない…」
- 「じゃあ転職なんてやめようかな…」
こんな声が聞こえてきそうです。
転職経験のある500人を対象にしたアンケート調査では、働きながら転職活動をしたという人が51.4%、働きながら転職活動をした方がいいと答えた人が74.2%という結果でした。
つまり、仕事を辞めてから転職活動をした人の半分は後悔していると言えます。
私もその一人です。
参考にした調査
2.自己分析が全然できていない
転職活動を始めた時、私は全くと言っていいほど自己分析ができていませんでした。
- あなたの強みは?長所・短所は?
- どんな仕事をしたい?それはどうして?
- 休みはどれだけほしい?それはなぜ?
- 仕事でどんな成果を出してきた?転職先で何を活かせる?
- どうしてIT業界を希望する?具体的にどの会社に転職したい?
- …
さらっと答えられる人いますか?
理想の転職先を探して決めるため、転職の面接で自信を持って自分をアピールするため、あなたのことを深く理解する自己分析は必須です。
対策 =信頼できる転職エージェントに相談する
自己分析を効果的にするためにおすすめの対策が、信頼できる転職エージェントに相談することです。
“信頼できる”というのがポイントで、「この人になら私のことを話せる」という転職エージェントに出会うことが最も重要です。
私は実際にたくさん転職エージェントと会って話しましたが、心から素直に自分の強み・弱みは話せたのは一人だけです。しかもそれは、最初の担当者が嫌いになってしまい担当変更を希望して、新たに担当になった人です。
担当の変更希望をすることの重要性については「自分に合わないエージェントと会う」の項目で説明しています。
信頼できるエージェントと出会い自己分析の相談をすることは、転職の成功・失敗の鍵となるとても大事なことです。妥協せずにこだわりましょう。
自己分析におすすめの書籍
- 世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド (八木仁平 出版:KADOKAWA)
- メモの魔力 The Magic of Memos (前田裕二 出版:幻冬舎)
- 転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール (村上臣 出版:SBクリエイティブ)
3.仕事の実績をわかっていない
転職の面接では「今の仕事でどんな成果をどのように出しましたか?」という質問をよくされます。転職活動をする前から面接で何を伝えようかと考えている人はなかなかいません。
そんなこと言われても難しい…
正直、全然「すごい!」と思われるような実績を話すことができていませんでした。せっかく仕事を毎日一生懸命やっていたとしても、それを応募書類や面接で伝えられなければ意味がありません。
対策 =日々の仕事を記録して転職エージェントに相談する
私は転職活動をするにあたって、日々の仕事内容を「今月は新規営業◯件、売上◯円、工夫したことは〇〇」といったように記録しました。
成績が悪くたって、ノルマ未達成だって、数字で表わせなくたって大丈夫。とにかくデータ集めが大事です。
集めた記録を元に転職エージェントに相談するとアピールポイントを見つけてくれます。
- ここは去年と比べて成長してる!何か変えたことはありますか?
- あなたにとっては普通でも、他の人はなかなかできないことをやっていますね!アピールしましょう!
- もっと伝え方を変えた方が良い。例えば…
このように「転職のプロならどうアピールするか」という意見をもらえます。とても心強いことです。
自信を持って伝える実績を作りたくて今の仕事に真剣になれることも、転職活動をするメリットですね!
転職活動の失敗例と対策~転職先選び編~
4.イメージだけで転職先を選ぶ
- 知ってるブランドの会社だし、将来性ありそう!
- おしゃれでかっこいい会社だなぁ。
- 面白そうな仕事内容だからやってみたい!
全て私が初めて一人でやみくもに転職した時の気持ちです。全部とても危ない考え方です。
根拠が全く無いですよね。
その後、信頼できる転職エージェントに相談してIT企業に転職しました。
イメージだけで転職先の会社を決めることは失敗の元です!
対策 =転職エージェントに相談する
イメージだけで転職先、IT企業を選んでしまわないよう選び方のプロである転職エージェントに相談しましょう。
- 将来性のある業界か。
- 将来性のある会社か。
- 実際の仕事内容はどんなものか。
転職前にプロに聞いておきたいことはたくさんあります。
いくらIT業界が成長していると言っても、全ての会社が成長しているわけではありません。しかも普段関わることなのない会社がどんな財務状況や仕事内容をしているのか、素人にはさっぱりわかりません。
「四季報」とか難しくないですか?分厚いしイヤ…
まずはプロに聞いて、情報を集めて決める。人に頼ってラクができます。それなのに、失敗しない転職先を探すためには必要なことです。
また、会社情報の口コミサイトもとても参考になります。しかし、基本的に「辞めた人・辞めたい人」が投稿していることを忘れないでください。
一人で黙々と口コミを調べるのは沼にハマります。転職エージェントに相談して話を聞き、社員に会う方が100倍早くて良いです。
おすすめ会社情報口コミサイト
OpenWork(旧Vorkers)
転職会議
enライトハウス(旧カイシャの評判)
キャリコネ
5.求人情報の見かたを知らない
- 週休2日制 = 土日祝日休み、ではない
- みなし残業代を含む = 残業しなくても残業代がもらえる、ではない
- 年収400万円~800万円 = 「中間の600万円はもらえるかな」、ではない
求人情報を見ることに慣れていない人にとっては、書いてあることの何が良くて何が悪いのかがわかりません。学校で習ったことがないですし、普段から見るようなものではないので当然です。
「違ったの!?」とか「知らなかった!」なんてことはよくあります。
私が働き始めてから気づいた失敗
- 完全週休2日制(土日) = 祝日は休みではなかった
- 仕事用の携帯電話代が自腹だった
- 求人情報にみなし残業代を除いた固定給を載せないことはルール違反
休日の書き表し方など、「ダマされた!」ではなく単純に求人情報の見かたを知らなかっただけのパターンもあります。
参考リンク
【厚生労働省】 固定残業代 を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。
対策 =転職エージェントに相談する(一択)
求人情報の正しい見方を知るためには、転職エージェントに頼ることがおすすめです。転職エージェントは毎日毎日様々な求人情報を見て、人に説明しています。あなたがインターネットで調べて勉強するよりも速く、一瞬で正しい情報を与えてもらえます。
求人情報に載っているわからない用語を調べるのは素晴らしいことです。しかし、「え?そうなの!?」という情報は気づくことができないので調べることもできません。
会社独自のルールや雰囲気を教えてもらえることも転職エージェントを使うメリットです。
6.無理してITエンジニアになろうとする
IT業界への転職を考え始めた頃、「IT企業へ転職するにはITエンジニアになるしかない。」と間違った考えを持っていました。
だってネットで検索するとITエンジニアの転職情報ばかりヒットするし…
実際にインターネットで検索をするとわかりますが、IT企業への転職について検索するとエンジニアやプログラマー向けの情報ばかりがヒットします。
IT技術者が転職市場で求められていることは間違っていません。
私は「未経験OK!ITエンジニア募集」という会社に応募して面接に行ったことがあります。
どんなプログラミング言語に興味がありますか?なぜエンジニアになろうとしたのですか?最近どんな技術を学びましたか?
ごめんなさいIT企業で働きたかっただけなんです…
エンジニアとして働くための挑戦は素晴らしいことです。未経験でも勉強すれば誰でもエンジニアになれる可能性はあります。しかし、誰にでも向いているかと言うとそうではありません。
自分の気持ちに素直になって、仕事を選びましょう。
エンジニアの仕事についてはこの記事で解説しています。
対策 =ITエンジニアになることだけがIT企業に転職する方法じゃない
例えばクラウドサービスを提供するSaaS業界の営業職は下の4種類に分けられます。
- マーケター(マーケティング)
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
それぞれひとことで言うとこのような仕事です。
- マーケター(マーケティング) = 市場調査をしたり販売戦略を立案したりする仕事
- インサイドセールス = 内勤營業としてリモートで仕事をする
- フィールドセールス = 外勤營業として客先で仕事をする
- カスタマーサクセス = 顧客満足度を上げるための仕事をする
例えば、野菜を売る仕事と比較するとこんな感じです。
工程 | 野菜を売る | ITサービスを売る |
準備(どんなものが売れそうか検討する) | マーケティング | マーケティング |
生産(売り物を作る) | 農家 | エンジニア |
売り先(仕入先)を見つける、問合せへの対応 | バイヤー | インサイドセールス |
売り先(仕入先)を見つける、契約を行う | バイヤー | フィールドセールス |
販売 | 店舗など | インサイドセールス フィールドセールス |
お客さんのフォロー | 店舗など?(難しい…) | カスタマーサクセス |
ITエンジニアの主な仕事は農家さんと同じように、「作ること」です。必要な仕事ですが、仕事は「作ること」だけではありません。
でもどうやって探せば良いのかわからない…
というあなたにこそ転職のプロである転職エージェントに相談して、ITエンジニア以外の仕事を教えてもらうことがおすすめです。
SaaSって何?という方にはこの記事がおすすめです。
※SaaSとはXaaSの一種です。
転職活動の失敗例と対策~転職エージェント選び編~
IT転職したい技術ゼロの文系におすすめの転職エージェントはこの記事で解説しています。ぜひ私のような失敗をしないで、転職エージェントに出会ってください!
7.自分に合わない転職エージェントと会う
「よし!転職するぞ!」と気合を入れて始めて会った転職エージェントは、若く勢いのありそうなグイグイくる人でした。
どんどん応募しましょう!
ダメでしたか!次行きましょう!
この会社良いと思いますよ!え?前にも言いましたか?
(性格が合わない…)
若くて勢いがありグイグイ来るのは良いことでもあります。大事なことは「あなたに合うかどうか」です。
転職エージェントは転職活動の頼れる相棒と言えます。転職活動中に一番メール、電話、面談の機会が多いのは担当の転職エージェントなので相性の良さはとても重要です。
私はどうしても性格が合わずに担当を変えてもらうことにしました。
ポイント!
大手転職エージェントにはアシスタントさんがいることが多いので、本人に直接言う必要がなく希望を伝えやすい!
対策 =勇気を出して担当を変えてもらう
基本的に担当の転職エージェントを変えてほしい、という希望は通ります。なぜなら…
- 評判を落としたくない
- 優秀な転職希望者を逃したくない
- あなたに転職を成功させてほしい
転職エージェントからするとこのような事情があります。
「担当を変えて欲しいと言ったのに拒否された!」なんて口コミをネットに書かれたら大変です!
それに、新しい担当のエージェントならあなたを希望の転職先へ導くことができるかもしれません。
私は新しく担当になってくれた人のおかげで、今のIT企業に転職できました。
さらに、担当変更の希望を伝えることにはもっとメリットがあります。
- あなたが転職活動で本当に大事にしていることがわかる
- 次は変えられないように優秀なエージェントを担当にしてくれる
- あなたが転職活動に本気だということが伝えられる
大切なことなので順に説明します。
【メリット1】あなたが転職活動で本当に大事にしていることがわかる
担当変更の希望を伝えるからには理由の説明が必要です。
「なんとなく…」とか「顔が嫌い」とか言われても困っちゃいますよね…!
例えば…
- どこが合わなかったか → どういう人が良いか
- 何か嫌なことがあったか → どういうことをしてほしいか
- 紹介された求人が合わなかった → どういう求人なら良いか
つまり、あなたが転職エージェントに求めていることや転職先として選びたいのはどんな会社かなど、転職活動で本当に大事にしていることを再確認することができます。
【メリット2】次は変えられないように優秀なエージェントを担当にしてくれる
「担当変更を希望したのに新しい担当も合わない…」となると今度は別の転職エージェントサービスを使いたくなってしまうかもしれません。こうなると転職エージェントとしては都合が良くありません。
できれば辞めてほしくないですよね…。
そこで2回目に担当となる人はたくさんの転職支援実績があるか、あなたが伝えた希望に合わせた性格や能力のある人である可能性が高くなります。
最初の担当者は登録したときの情報や履歴書からしかあなたのことがわかりません。
【メリット3】あなたが転職活動に本気だということが伝えられる
わざわざ担当変更の理由を考えて、思い切って「変更したい」と言うなんて、なんとなく転職活動をしている人は普通しません。
今の状況を変えるために自分から動ける人間だ、と伝えることができます!
私自信の経験では、「担当の人なんだか合わないし転職活動面倒だな…」という気持ちから、「担当変更をしてもらったからには真面目に転職活動しないと!」と考えるようになりました。
私が転職活動で本当に信頼できたエージェントは、思い切って担当変更をして出会った一人だけです。その一人に出会えるかどうかで転職活動の質も転職先も大きく変わります。
もし違和感のある担当だったら、迷わず素直な気持ちを伝えましょう!
8.不誠実な転職エージェントに会う
ここだけの話、全ての転職エージェントが誠実ではありません。
信用できないと感じたら連絡をやめました…
- 転職サイトで紹介された求人を、実際に会うと紹介してもらえなかった
- 社名だけで応募するしないの判断を迫られた
- 聞いていた面接官の特徴と全く違う人が出てきた(恐怖の圧迫面接)
こんなことがありました。
転職サイトで紹介された求人を、実際に会うと紹介してもらえなかった
ビズリーチやリクナビNEXT、マイナビ転職などの転職サイトに登録をすると、企業以外に転職エージェントから求人の紹介メッセージがよく届きます。
求人情報をきっかけに転職サポートの面談に繋げる手段ですね。
これ自体は問題ありません。しかし、「あなたにこんな求人があります!」と送っているものの、「応募したい!」と返事をすると「まずは面談しましょう。」と返事がきたことがあります。
応募の話には全く触れられていませんでした…
社名だけで応募するしないの判断を迫られた
転職サイトに届いたメッセージに興味のある求人が紹介されていたので、会ってみた転職エージェントがいます。
ごく普通の面談を終えた後、「いくつか求人を紹介します!」と言われてメールを見ると…
- 〇〇株式会社(職種〇〇) 応募する/応募しない
- 株式会社〇〇(職種〇〇) 応募する/応募しない
- 〇〇株式会社(職種〇〇) 応募する/応募しない………
いや全く判断基準がわからん!!
求人情報のリンクもなければ、おすすめする理由のコメントもない…。ただ適当に紹介して合格してくれればラッキー、と思われているように感じました。
聞いていた面接官の特徴と全く違う人が出てきた
面接前にどんな面接官なのか教えてもらいました。ありがたいのですが正しい情報でないと、悲劇を生みます。
その文章をそのままコピペしました。もう何年も前の話です…
非常にフランクな方で、良い所・悪い所
某転職エージェントさんからのメール
全てお話しいただけるかと存じます。
スキルセットよりも志向性を大切にする会社様です。
面接に行った結果は私の転職活動の中でぶっちぎりで最悪の圧迫面接でした。
- 残業◯◯時間なんて普通だけど?
- この業界に休みなんて無いよ
- 君にできる気がしないなぁ
現代にこんなこと言う人はいないと思いますけどショックでした。
転職エージェントから見た企業の担当者の姿と、面接官としたの姿は違います。転職エージェントからすると全く悪いことをしているつもりはなかったと思いますが、「またこんなことがあったら嫌だ…」と連絡を取るのをやめました。
対策 =甘い言葉に釣られないで転職エージェントは自分で選ぶ
振り返ると転職エージェント選びに失敗したのは、いつも魅力的な求人情報をエサにしたスカウトをきっかけに会ったときばかりでした。
例えば「Amazon」とか「Google」なんて言われると魅力的ですよね…
これは居酒屋の客引きやナンパと似たようなものだと思っています。はっきり言って、優秀な転職エージェントを選び取ることはものすごく難しいです。よっぽど運が良いか、たくさんのエージェントに会う時間と気力がある人以外にはおすすめできません。
このブログではIT転職したい技術ゼロの文系向けに、おすすめの転職エージェントを紹介しています。転職エージェント選びに失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください!
あわせて読みたい
【おすすめ】IT転職したい文系のための転職エージェント15選【注意もあり】
9.勧められるままに求人に応募
私は何人もの転職エージェントに会ってきましたが、基本的に優しい人が多いです。
話を聞いてくれるし、「大丈夫です!」と言ってくれます!
でも、だからこそ注意が必要です。
転職エージェントには「紹介しないといけない求人」があります。たくさんお金を出してでも人を集めたい、転職エージェントにとっては「大事なお客様」です。
いっつも人を募集している会社ってありますよね。
その求人はあなたにとって条件が合うものではないかもしれませんが、転職エージェントからすると紹介しないわけにはいきません。
もしかしたらぴったりマッチングする可能性もありますし。
優しい転職エージェントに紹介された、あまり興味のない求人に対して私は…
- せっかく紹介してもらったんだし応募くらいなら…
- このエージェントさんが言うなら受けてみてもいいかな…
- 興味は無いけどたくさん応募した方が良いって聞いたし…
と考えていましたが後悔しています。
結論、絶対やめとけ、です。
対策 =気を遣って興味のない求人に応募してはいけない
会社や仕事内容に興味のない求人に応募することは、
- あなた
- 応募先の会社
- 転職エージェント
全員にとってムダです。やめておきましょう。
- 応募はしたけど面接に行きたくない
- 選考が進んだけどやっぱり辞退したい
- 転職したもののやっぱり合わない
こんなことが起きます。これでは誰も幸せになりません。
もちろん、たくさん面接を受けて慣れることや、興味がなくても話を聞くと気持ちが変わることもあるかもしれません。しかし、私の場合は後悔しています。
自分の気持ちに素直に、本当に興味のある求人にだけ応募するのがおすすめ!
転職活動の失敗例と対策~転職面接編~
10.ITという言葉に釣られる
私はIt企業への転職前にフリーペーパーの広告營業をしていました。業界の将来を考えたとき、「次は絶対にITに関わる仕事をしたい!」と考えて転職活動していました。
ネットや転職サイトで「IT 仕事」とか「IT 転職」で調べまくっていました。
すると、「名ばかりIT」や「なんちゃってIT」の求人がとても多いことに気が付きました。
- ITコンサルタントという名のコピー機営業
- ITベンチャーという名の建設業
- ITソリューションという名の介護福祉業
それぞれ求人情報を詳しく読むと、「まぁ確かにITを使ってはいるけどさ…」という仕事内容でした。
「DX推進」や「DX人材」というワードも要注意です…
「これではイメージしているようなIT企業に転職できないな」、と感じ「働くことでITの知識が付く会社」という条件でIT企業とは何かを考えました。すると以下の3種類に分けることができ、IT企業選びが楽になりました。
- IT機器やサービスを作っている会社
(メーカー、SaaS業界など) - ITを使って問題解決をする会社
(SIer、ITコンサルタントなど) - ITをものすごく活用して仕事をしている会社
(ゲームやアートの制作会社など)
ITやDXみたいなワードだけで選ばないように気をつけましょう!
対策 =転職エージェントに希望を伝えて相談する
それでも、本当はどんな仕事内容なのかを知ることは簡単ではありません。そこで、やはり転職エージェントの助けを借りることがおすすめです。
転職エージェントは求人を出している会社の仕事内容を知っています。当然聞けば教えてくれますし、もし詳しくなくてもあなたが本当に知りたいならば、確認して教えてくれるはずです。
- こんな仕事が良い
- こんな仕事は嫌だ
- この仕事内容は本当?
と、素直なあなたの気持ちや疑問を投げかけることが大切です。
11.圧迫面接を受けてしまった
「8.不誠実な転職エージェントに会う」の項目で少し触れましたが、私は恐怖の圧迫面接を受けてしまいました。
圧迫面接を受けるメリットとしては、例えばこんなものがありますが…
- ストレス耐性を確認できる
- 実際の仕事のプレッシャーに備えられる
- 自分の弱点を知ることができる
ハッキリ言って不要です。受ける必要は全くありません。
辛い思いはしなくて良いですよ!
対策 =転職エージェントに相談する
もしあなたが自分で転職サイトから応募したり、直接応募したりした会社で圧迫面接があった場合にはそのモヤモヤをぶつける先はなかなかありません。
しかし、転職エージェントに相談すれば話を聞いてくれて、次回からはこんなことがないように注意してくれます。
「転職エージェントに相談したのにまた圧迫面接があった!」なんてことになると信用が失われてしまいます。
転職活動はただでさえ不慣れで不安が多いのに、面接でムダなストレスをかけられるなんて最悪です。
あなたの魅力を最大限に発揮できるような面接を受けられると最高ですね!
12.面接に遅刻して、忘れ物をする
最悪の面接をしたことがあります。
仕事をしながら転職活動をしていたので、面接の予定よりも仕事を優先していました。
これ自体は悪いことではありません。
仕事で残業をしてから面接会場に向かうとき、近く駐車場代が高かったのでケチって少し遠くに駐車しました。そして、ネクタイをしめ忘れたことに気づき慌てて戻り、走って会場に到着したものの完全に遅刻です。
さらに履歴書を忘れていました。汗だくだし息切れはしてるしダメダメです。
今思い出しても最低です…
対策 =緊急時には転職エージェントに助けてもらう
遅刻は良くないことですが、その後の対応次第で印象は大きく変わります。
面接先の担当者へ連絡を入れた後には、紹介してくれて間に入っている転職エージェントにも連絡をすることが効果的です。焦った気持ちを落ち着かせてくれますし、面接後のフォローもしてくれます。
採用担当からすれば会ったことのないあなたからだけでなく、良く知った転職エージェントからも連絡があると安心します。
普段から真剣に転職活動をしていれば、いざという時にも転職エージェントは力になってくれます。
駐車場代をケチって遅刻しました、はダメな例です!
転職活動の失敗例と対策~内定した後編~
13.入社する気のない会社からの内定
「あまり行きたくないかもな…」と感じつつ、入社する気の無い会社から内定をもらうことは誰のためにもならないのでおすすめできません。
内定◯つ取った!という報告は必要ですか?
入社する気のない会社からの内定をもらうことのメリット・デメリット
確かにメリットもあります。しかしそれは内定を辞退して会社を踏み台にすることとなるのでおすすめできません。
本当に入りたい会社を選んで全力投球した方があなたのためになります。
対策 =転職エージェントに間に入ってもらう
私の実体験をお伝えします。
転職エージェントの紹介で受けた面接では、終わった後に感想や次の選考に進むかどうかの意思確認をしてもらえました。
例えば…
- 面接を受けてみてどうでしたか?イメージと合っていましたか?
- 次の選考に進みたいですか?それは何%くらいの気持ちですか?
- 他に受けている会社と比べてどうですか?
この確認があることで、理想の転職先選びとのズレが減り、なんとなく選考が進んで「やっぱりやーめた」のようなことが少なくなります。
あなたと転職エージェントと応募した会社、win-win-winのみんなのためになります。
さらに、あなたの本気度を伝えることができれば、転職エージェントがその気持ちを会社に伝えてくれます。
最悪、内定を断るときには代わりに内定先の会社に伝えてもらうこともできます。「エージェント=代理人」という意味ですが、あなたと会社の間に入ってもらってどんどん転職活動を助けてもらいましょう。
14.ボーナスをもらわずに会社を辞めてしまった
転職に関わる話題で「ボーナスをもらってから辞めて良かった」とよく聞きます。
お金はほしいですよね。
私はボーナスを支給される1か月前に前の会社を辞めました。
あと1か月待てばお金をもらえたのにもったいない…
しかし、この考え方には落とし穴があります。
対策 =転職の求人は“生モノ”
ボーナスをもらってから辞めることを意識するとこんなことが起きます。
- 求人を探すタイミングを合わせないといけない
- 選考のスケジュールを合わせないといけない
- 退職の時期を合わせないといけない
- 入社の時期を合わせないといけない
- 時期をズラすと無くなってしまう求人があるかもしれない
- 早く転職すればボーナスをもらうよりも年収が上がるかもしれない
ボーナスをもらう日が転職活動のスケジュールの中心になってしまっています!
もちろんボーナスをもらえるに越したことはありません。
しかし、ボーナスをもらってから辞めることを前提にしてしまうと融通の効かない転職活動をすることになり、本当にあなたに合った転職先を逃すことになる可能性があります。
15.退職交渉が難航してしまった
転職先が決まってから仕事を辞めるまでに、あなたは前の会社と次の会社の間で板挟みになります。
それぞれこんな希望があります…
どちらの会社の気持ちも希望も当然のことです。
まさに板挟み!
私の場合は転職活動の最後でも転職エージェントに相談して助けてもらいました。
あなたにとっては初めての転職でもエージェント何人もの転職支援を経験しています!
対策 =転職のプロであるエージェントに相談する
転職活動を終わらせるときにも転職エージェントが力になってくれます。
私は気を使わないといけなくて面倒な退職と入社について、転職エージェントからこんなサポートをてもらいました。
- 前職の年収以上を約束してもらった。
- 前職の退職可能な時期に合わせて、入社時期の交渉をしてもらった。
- 入社する前に上司になる人と会う機会を作ってもらった。
どれも交渉に慣れていないあなたよりも、スマートに代行してくれました。
「給料たくさんほしいし、もうちょっと入社送らせたい。で、上司ってどんな人ですか?」とは直接言いにくいですよね。
転職エージェントは、ほぼ確実にあなたよりも多くの転職成功のサポートを経験しています。プロの力を頼れる場面は転職のスタートからゴールまで何度でもあるので、困ったら相談してみましょう。
転職エージェントサービスは無料なので使わない手はありません!
【重要】なぜ転職エージェントは無料なの?(法律で定められているから)
転職活動の失敗を防ぐために、さまざまな場面で転職エージェントがあなたの助けになってくれます。
それなのに無料って怪しくないの…?
職業安定法 第32条の3第2項に「有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。」とあります。
転職エージェントは求職者からお金をもらってはいけない、というのは法律で決まっていることです。
法律の原文はこちら
IT企業への転職活動をするときに心配しなくていいこと
ここまで私が経験したたくさんのIT転職失敗例を紹介してきました。
最後に、IT転職をするときに心配しなくていいことをご説明します。
- 未経験・異業種からの転職
- 年齢(若すぎる / もう遅い)
- 転職活動をする時間がない
- 人間関係が悪かったらどうしよう
- 周りの人に反対される
転職へのチャレンジは心配ごともありますよね!でも大丈夫です!
未経験・異業種からの転職
専門的な知識や技術が必要だと思われがちなIT業界ですが、2021年に転職エージェントのdoda(パーソルキャリア)が行った調査「異業種転職の実態」によるとIT/通信業界への転職者のうち58.3%が異業種からの転職でした。
約10人中6人と半分以上が異業種からの転職です!
「未経験だから無理!」と言うのは未経験でも採用したいと考えているIT業界の実態に反しています。
年齢(若すぎる / もう遅い)
こちらも2021年の調査「異業種転職の実態」(doda)によると年代別で分けると、異業種からの転職者の割合が一番多いのが「24歳以下」が72.8%、次に多いのが「40歳以上」で65.9%でした。
この結果を見ると「まだ若いから」「もう遅いから」なんて言い訳ができません。
転職活動をする時間がない
今の仕事が忙しくて転職活動をする時間なんてないよ!
こんな声も聞こえてきそうです。
しかし、そのままで仕事が暇になる時は残念ながら一生来ません。
もし暇になったら会社が危ない可能性があります。
ITの仕事をして世間から求められる人材になるためには、思い切った挑戦が必要です。
そんな時間の無い人のためにも、転職エージェントは大きな力となってくれます。
例えば…
- 選考を突破できる書類作成を手伝ってくれる。
- 面接のスケジュール調整を手伝ってくれる。
- 求人情報の収集をしてくれる。
- 面接対策をしてくれる。
- 退職・入社の時期や待遇を交渉してくれる。
基本的に一人でネット検索をして、情報とにらめっこをする時間を大幅に減らすことができます。
IT企業オンライン面接にも積極的な会社が多いので、転職活動がしやすいことも魅力ですね!
人間関係が悪かったらどうしよう
人間関係の悩みは尽きないものです。しかし、転職活動をするとき心配ごとにしてしまうとなかなか転職の第一歩を踏み出せません。
転職活動の面接や選考のために会社に行くことは、あなたの能力をチェックしてもらうためだけのものではありません。
面接を受けて終わり、はもったいないですよ?
おすすめは、
- 面接官に質問をする
- 職場を見せてもらう
- 面接官以外としゃべってみる
です。
①の「面接官に質問をする」は当然ですが、あなたも転職先をチェックしに行っている、ということを忘れないようにしましょう。
②「職場を見せてもらう」や③「面接官以外としゃべってみる」はハードルが高く感じるかもしれませんが、事前に転職エージェントに希望を伝えておくことで時間や人を用意してくれることがあります。
私は事前に希望を伝えて、二次面接のあとに社員が普段働いているフロアを見せてもらいました。
こうすることで「なんだか雰囲気が合わない…」「面接官はいい人だけど職場の空気は悪いな…」と、事前に気付くことができるかもしれません。
周りの人に反対される
あなたがIT業界に転職しようとした時、周りの人からこんなことを言われてしまうかもしれません。
- 転職に失敗したらどうするの!?
- 転職なんてやめとけ。
- IT業界はヤバいらしいよ!
転職が上手くいかなかったことを考えると心配になりますよね…。
しかし、反対している人は転職をしたことがあるのでしょうか?あなたの希望するIT業界で働いたことがある人なのでしょうか?
厚生労働省が行っている「労働力調査」によると、毎年約300万人が転職をしています。
あなたの仕事を選ぶことは、あなたの人生を選ぶことです。周りの人の言うことを聞くだけでなく、転職のプロである転職エージェントから話を聞いてみましょう。
❝信頼できる転職エージェント❞に出会うことが大切です!
参考にした調査
まとめ
改めて、この記事の結論は…
私は転職活動でたくさん失敗をしましたが、今振り返っても転職エージェントに助けてもらって希望するIT企業に入れました!(Sさんありがとうございました!)
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ITの知識に興味・関心があるけどITの仕事をしていない方に、IT企業への転職をおすすめしています。
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私も特別な技術や知識はゼロで、「好き」と「興味」だけで転職を成功させました。もしあなたもIT業界に興味があればITの仕事へ挑戦してみましょう!
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