IT企業の仕事って何をやっているのか、イマイチわかりにくいのではないでしょうか。
IT企業って怪しくない?ブラックじゃないの?
私もそう思っていました…
しかし、実際にIT企業で働いていて、一番言いたいことは、
ということです。
今、ITを活用している仕事の現場では、あちこちでデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション=ITを使った変革)が起こっています。
その最先端にいるIT企業の社員は、どんな仕事をしているのかやわらかく解説します。
■この記事を書いた人
名前:まふかず
仕事:東証プライム上場で数千人規模のIT企業 / 法人営業10年目 / 80%在宅勤務
転職:〇〇の秘書→田舎の広告営業→IT企業
特徴: ITの最新情報が好き / 技術ゼロの文系
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IT企業の職種
呼び方は様々ですが、IT業界・IT企業・IT系と呼ばれる仕事の職種は、大きく分けて4種類あります。
- 管理職(マネージャー)
- 技術職(エンジニア、プログラマー等)
- 営業、コンサルタント
- 事務職
ここでは「IT企業の社員」、という大きなくくりで1日のスケジュール例をご紹介します。
ITサービスを作ったり、販売したりする会社をイメージしてみてください!
大手IT企業で働く私自身と
仲間たちのリアルなスケジュール感を元にまとめています!
IT企業社員の1日のスケジュール
9:00 始業(いろんな場所で!)
会社のオフィス、お客様先(プロジェクトの実行先)、テレワークの場合は自宅など、それぞれの場所から1日の仕事が始まります。
基本的にはメールチェックや1日の準備から始めることが多いのですが、顧客先(出向先)で仕事を行う契約を受けているエンジニアの場合は、すぐに作業に取り掛かったり、プロジェクトの進捗や導入したシステムの運用状況を共有する「定例会」が行われたりもします。
■仕事を支えているIT
- ・持ち運びしやすいパソコンやタブレット、スマホ
-
13.3インチ~14インチ程度のモバイルパソコンが人気です。画面サイズが3:4のものがトレンドですね!
- ・在宅勤務(在宅ワーク、テレワーク)を可能にする技術
-
勤怠管理システム、ZoomなどのWeb会議システム、資産管理ソフト、各種SaaS(クラウドサービス)、VPN(仮想専用回線)
どこにいても仕事をできるのは、特に各種SaaS(クラウドサービス)の発展が大きく影響しています。IT企業はそれらの活用にも積極的です!
10:00 作業、営業活動、打合せ(メインのお仕事)
業務時間のほんとんどがこれらですね!
作業には、技術職によるハードウェアやソフトウェアに対する作業(検証~導入~保守)、見積書や提案書の作成、注文などの事務処理などを含みます。そして、これらの業務の多くは場所に縛られずにできるようになっています。
もちろん、機械の設置作業や工事など、オンサイト(現地)でないとできないこともあります。営業活動もまだまだ対面や飛び込みが大事な場面もあります。
大事なのは効率的な方法を選べることですね!
また、「打合せ」とひとまとめにしていますが、お客さんとのいわゆる「商談」の他に「営業とエンジニア」、「メーカー担当と販売会社担当」、「事務担当と営業」など様々なパターンがあります。
打合せも、対面かオンラインか、もしくはそれぞれを組み合わせたハイブリッドか、場面に応じて選択できる環境が作られてきています。
■仕事を支えているIT
- ・技術職の作業
-
VDA(仮想デスクトップ接続)、SaaS(サービス提供だけでなく、メンテナンスも遠隔でできる!)
- ・事務処理
-
RPA(パソコン作業の自動化)、OCR(文字認識の技術)
- ・営業活動
-
CRM(顧客情報管理ツール)、Chatwork等のコミュニケーションツール(内外の関係者とすぐに連携!)
- ・打ち合わせ
-
スケジュール管理ツール、Web会議システム、オンラインホワイトボード
12:00 昼休み(ゆっくりするのも有効活用も)
働く場所が職種や勤務形態によって様々なので、それぞれに合ったスタイルで休むことができます。
ゆっくり休憩するのは大切です!
もちろん作業に集中していたり、緊急対応が必要な場合は、優先順位は下がります!
中でも、昼食時間に手軽にオンライン勉強会やUdemyのようなオンライン研修を「耳活」として受けることができます
「耳活」とは、耳を使ったながら勉強や娯楽のことです。
このように、昼休み時間にも活動の選択肢が生まれるのはIT企業ならではです。
13:00 トラブル対応!?(困ったときもITは味方に)
午後も引き続き、作業・営業活動・打合せは続きます。しかし、システム障害やクレーム、ミスなどのトラブルはどうしても発生してしまうことがあります。
そんな時も、日ごろから対応履歴を残しておき、大事な記録を検索できるようにしておいたり、いつでも頼れる仲間とコンタクトが取れる状態が作れたり、ITの力が発揮されます。
チャットツールのようなコミュニケーションツールで、すぐに専門家にコンタクトが取れると安心しますね!
トラブルを収めるのは結局、人間です。人の判断力や対応スピードを助けるものとして、ITは心強い味方になってくれます。
■仕事を支えているIT
- ・ドキュメント管理
-
メールや作成したデータのアーカイブ(保管庫)、契約の一覧、それらを検索するシステム…
そして、それらの重要なデータへのアクセスを管理する認証ツール - ・トラブル時は総力戦
-
チャットツール、Web会議システム、CRM(顧客情報管理ツール)など、普段から利用しているものがいざという時に速く正確な対応を可能にします!
17:00 明日の準備、日報(ITで工夫して業務効率化!)
いわゆるビジネスアワー(9時~17時)を過ぎると、多くの場合は1日のまとめや明日以降の準備に取り掛かります。
繁忙期だったり、大事なプレゼンを控えていたり、システム開発の納期が迫ってたりしていると、残業が増えることもあります。しかし、工夫次第で業務を効率化するチャンスがあるのもまたIT業界です。
■仕事を支えているIT
- ・日報や書類の作成
-
音声入力、名刺管理ツール、提案書作成支援ツール、文章や画像の生成AI
- ・1日のまとめや明日の準備
-
勤怠管理システム、チャットツール、スケジュール管理ツール、顧客情報管理ツールなど
本当に少し前までは、もらった名刺の内容をキーボードで打ち込んでいたり、日報を紙に手書きしたりしていました…。そう考えるとだいぶ効率的になりましたね!
また、日々進歩しているIT業界で仕事をしていくために、セミナーや研修が開かれることもあります。決して楽ではありませんが、学び続けることはIT業界ではとても大切なことです。
IT業界はブラック?ITの力で働く環境は改善している!
IT業界はほんの少し前、もっと多忙ブラックだったようです。もっと昔(10年以上前)は逆に忙しくなかったようです。それは、ITが進歩してきた段階でパソコンが生まれ、メールや携帯電話が生まれ、そのテクノロジーに振り回されていたからです。
入ってくる情報量や発信できる情報量に対して、情報を処理する技術や働き方が追いついていなかったんですね…
しかし、昨今の働き方改革や柔軟な勤務体系を取り入れる風潮で技術を工夫して使い、なるべく効率良く、人の手間を取らせない使い方が普及してきました。
「働き方改革」や「RPA」、「ChatGPT」などの影響は大きいですね。
古い仕事の仕方は過去の遺物(オワコン)になり、
「え・・・まだ井戸に水くみに行ってるの?」
くらいのレベルで時代に置いていかれ始めています。
AIの進化で「仕事が無くなる」と言われていますが、大事なのはITの進化を感じられる環境に身を置くことです。普段からITやAIをつかった仕事をしていれば、人間にしか、あなたにしかできないことが見えてきます。
時代遅れの人材にならないように、働き方を進化し続けられる仕事をしましょう!
まとめ
改めて、今回のテーマは「IT企業の仕事内容は?1日のスケジュールを現役IT企業社員が解説」でした。
一番言いたかったことは…
IT業界で最新技術を活用した仕事をして、あなたにしかできないことを見つけましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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