こんな方にオススメの記事です!
- ITって何のことなの?
- ICTとかIoTとか似た言葉が多くてわかりにくい…
- ITの仕事ってどんなことをしてるの?ブラックじゃないの?
IT(アイティー)とは何かを一言でいうと…
です。
「右肩上がりの将来性があり成長産業。どんな職種で仕事をしても、これからの時代で活躍し続けられる人材になることができるよ。最新のITについていく気持ちが大切!」
この記事を読むと、ITとは何かを人に説明できるくらいにざっくり理解できます。大手IT企業の現役社員がわかりやすく解説します!
■この記事を書いた人
名前:まふかず
仕事:東証プライム上場で数千人規模のIT企業 / 法人営業10年目 / 80%在宅勤務
転職:〇〇の秘書→田舎の広告営業→IT企業
特徴: ITの最新情報が好き / 技術ゼロの文系
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ITとは?なんの略?
そもそも情報とは?
ITとは「Information Technology」の略で「情報技術」という意味です。
そもそも「情報」とは、以下のように定義されています。
「情報とは、あることがらについてのしらせ」
広辞苑(岩波書店)
ざっくり言うと、「何かを伝えるもの」といえます。
例えば、文字、言葉(音)、写真・映像、ニオイなど五感で感じることができるものは全て情報です。
人間が目や耳や口、肌や心で感じるものは全て情報だと言えるんですね。
ITという言葉の意味
これらの情報を扱う技術のことを「IT=情報技術」と呼び、
特にスマホやコンピューターのような機器やアプリ、クラウドサービスなどを利用することを指します。
どちらかが優れている、というものばかりではありません。
ICTとの違いは?
似た言葉にICT(アイシーティー)があります。
ICT とは「 Information Communication Technology」の略で「情報通信技術」という意味です。
ITをベースに「通信」、特にインターネットを活用することを指します。
世界的にはITよりもICTの方が言葉として浸透しており、2000年に日本政府(総務省)により策定された「IT政策大綱」は、2004年に「ICT政策大綱」に名称が変更されました。
「ICT系」「ICT企業」よりも「IT系」「IT企業」の方が
口に出してみると語感が良いですね。
このように、今ITと呼ばれているものの実態はICTのことなのですが、日本ではほとんどITで通じています。
IoTとの違いは?
また、似た言葉にIoT(アイオーティー)があります。
IoTとは「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」という意味です。
これはITとは直接関係がありません。
モノがインターネットで通信をすることを指します。
身近なIoTの例
- 外出先から家電を操作する
- 防犯カメラに不審なものが映ったらスマホに通知が来る
- 運動の記録がスマートウォッチを経由して記録される
ITという言葉に直接関係は無いものの、実は2004年に名称変更された「ICT政策大綱」のサブタイトルには
「~ユビキタスネット社会の実現へ向けて~」という一文が使われていました。
ユビキタス(ubiquitous)とは「どこにでもある」という意味の英単語です。
「ユビキタスネット社会」とはいつでもどこでも繋がる社会のことを指します。つまり、ユビキタスはIoTという言葉が生まれる前に使われていた、同じ意味の言葉です。
ユビキタスという言葉が初めて使われたのは1988年、
IoTは2016年頃に使われ始めました。
こうしてユビキタスは今や「死語」になっています。
AIとの違いは?
さらに、似た言葉にAI(エーアイ)があります。
AIとは「Artificial Intelligence」のことで、「人工知能」という意味です。
代表的な文章生成AIであるChatGPTがリリースされてから、
AIはより身近なものになりました。
膨大な情報を元に作られているAIは、ITの一種です。今後はIT(ICT)にAIの要素が含まれることが当たり前になると考えられます。
IT業界、IT企業、IT系とはどんな仕事?
ITの仕事の種類
呼び方は様々ですが、IT業界・IT企業・IT系と呼ばれる仕事の職種は大きく分けて4種類あります。
- 管理職(マネージャー)
- 技術職(エンジニア、プログラマー等)
- 営業、コンサルタント
- 事務職
実際にIT企業で働く私がざーっくりと分類しました!
①管理職(マネージャー)
仕事(案件、プロジェクト)の全体もしくは一部についてお客さんの希望やスケジュール、人員や予算などを管理する司令塔です。IT業界におけるキャリアアップの理想形の一つです。
だからこそ、業界未経験者がいきなりこのようなポジションに就任することは、めったにありません。
経験や実績が積み上がることで、多くの人々の仕事やプロジェクトを管理することができるようになります。
②技術職(エンジニア、プログラマー等)
IT系と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、パソコンを前でキーボードをカタカタと打ち込んでいる姿ではないでしょうか。
エンジニアやプログラマーの仕事はそれだけではなく、IT機器(パソコンやサーバー)をセッティングしたり、アプリをプログラミングで作ったり、ホームページのデザインをしたりと様々な仕事があります。
ITに関する知識が必要な上、技術を習得する必要もあることから、最も市場から求められており、常に求人の多い職種です。
③営業、コンサルタント
世の中の仕事に共有することは「誰かの困りごとを解決すること」です。その最前線にいるのが、営業職やコンサルタントです。
いくら優秀なエンジニアがいて、魅力的なサービスがあっても誰かに買ってもらわなければ無駄になってしまいます。
ここで重要なのが、専門知識や技術は必須ではない、ということです。知識はある方が良いものの、実際に日々仕事をすることで身につきます。
こういった事情から、異業種出身のIT業界未経験者が最も活躍できる職種です。
私も技術ゼロ、業界未経験でIT営業に転職しました。
正直に言うと、成果を求められるという厳しいイメージはあります。その分、公平な評価や年収アップ、将来のヘッドハンティング(引き抜き)にも繋がります。
④事務職
IT企業にも、会計や法務、人事など汎用的な事務職の存在は必須です。また、管理職や技術職、営業職からすると
バックオフィスで活動を支えてくれる事務職の仕事はビジネスの土台となっています。
法律や会計に関する特別な資格を求められる職種以外は誰にでも採用される可能性があり、知識よりも比較的に前向きな姿勢や気遣いが求められます。
IT業界は特別な知識やスキルは必要?
ITと聞くと特別な知識やスキルが必要だと思われます。しかし、他の分野と大きな違いはありません。
例えば建築業の場合、職人と営業、マネージャーと事務職が必要です。
広告業の場合、デザイナーと営業、マネージャーと事務職が必要です。
もちろん兼務をするパターンも考えられます。
つまり、ITだから特別なのではなく、どんな仕事でも職種によってその業界の知識や技術は求められます。
働くために必須のスキルもあれば、働くことでしか身につかない知識もあります。
ITはブラック?転職はやめとけって言われるけど本当?
よく、「IT業界に転職するのはブラックだからやめとけ」という言葉を耳にします。
結論は「IT業界はおすすめ」です。理由を3つお伝えします。
理由1.ブラックかどうかは業界で決められない
IT業界が全てブラックかと言うとそうではありません。
むしろ効率化やテレワーク(在宅ワーク、在宅勤務)に関して柔軟な会社が多く、
場所や時間に縛られない自由な働き方を推奨している会社が多くあります。
私の勤めているIT企業でも、次々と新しい業務支援システムが導入されたり、柔軟な勤務形態が取り入れられたりしてます。
ブラック企業かどうか判断するには、それぞれの会社について調べて理解する必要があります。
理由2.成長産業だから将来性がある
IT業界は成長産業であり、将来性があります。
総務省の発表している「令和4年版 情報通信白書」によると「日本の民間ICT市場規模(ICT投資額)の推移及び予測」は右肩上がり、「世界のICT市場規模(支出額)の推移」も長期的に見ると右肩上がりです。
また、文章生成AIのChatGPTを始めとしたAIの発展も目覚ましく、ますます市場規模が拡大すると考えられます。
「AIに仕事を奪われる」という声もありますが、IT業界で働いているとAIについての理解も自然と深まり、AIが得意な仕事、人間が得意な仕事の分別ができるようになってきます。
理由3.時代の進歩についていける人材になれる
IT業界は日々進歩していて、仕事をする上でその最新情報や最新技術について知っておく必要があります。
先ほど登場したAIはこれからも特に注目です!
常に勉強をするか興味関心を持っておく必要がありますが、いつまでも古い仕事の仕方をしないためにも大切なことです。
いまどき「見積書は紙でしか渡せません!」みたいな会社に出会うと「古っ…」ってなりますね。
つまり、高確率でこれから訪れる時代の中でも活躍し続けられる人材になることができます。
まとめ
改めて、ITとは何かを一言でいうと…
「右肩上がりの将来性があり成長産業。どんな職種で仕事をしても、これからの時代で活躍し続けられる人材になることができるよ。最新のITについていく気持ちが大切!」
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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