こんな方にオススメの記事です!
- ITは新しい用語やニュースが多くてよくわからない…
- 忙しくて情報を追えないからサクッと大事な情報を知りたい!
- 流行のITバズワードを一気に振り返りたい!
毎日最新のITニュースを追いかけるのは大変ですよね…
ITのトレンドをまとめて知りたいときに調べ始めると、情報が多すぎて苦労してしまうものです。
私は大手IT企業の現役社員として、複数のニュースから、社内外の人から毎日欠かさずITの最新情報を仕入れています。
でも、地道な情報収集は効率が良いとは言えません!
この記事は、2023年4月~6月に話題になった重要なITバズワードをざっくりまとめているものです。
この記事を読めば、仕事やプライベートで役に立つIT知識の重要なポイントが簡単にわかります。
バズった(流行った)ITの話題をまとめました!
■大手IT企業の現役社員の選ぶITバズワード TOP3(2023年4月~6月)
- 1位 ChatGPT(生成AI、ジェネレーティブAI)
- 2位 Apple Vision Pro
- 3位 Copilot
前の期間(2023年1月~3月)のランキングはこちら!
■この記事を書いた人
名前:まふかず
仕事:東証プライム上場で数千人規模のIT企業 / 法人営業10年目 / 80%在宅勤務
転職:〇〇の秘書→田舎の広告営業→IT企業
特徴: ITの最新情報が好き / 技術ゼロの文系
📖詳しいプロフィールはこちら
このブログではIT企業で働きたい技術ゼロの文系のために、おすすめの転職エージェントを解説しています。
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1位 ChatGPT(生成AI、ジェネレーティブAI)
やっぱり外せない最も話題のAI「ChatGPT」。派生した言葉や類似サービスなど、あらゆる場面で常に話題でした。生成AI(ジェネレーティブAI)という言葉も普通に使われるようになってきています。
生成AIにはいろいろあるけど、全ての発端はChatGPTと言っていいでしょう!
ChatGPT APIやプラグインが急拡大し、用途の幅がほぼ無限に広がりました。
ネット検索やYouTubeなど、ChatGPTが他のサービスと連携できるようになって無双状態…!
関連ワードとして、進化したバージョンの「GPT-4」、文章だけでなく画像など他の要素からも回答を生み出せる「マルチモーダルAI」、他に“自家製生成AI”の制作を試みる企業が数多く現れました。
ChatGPT以外で有名な生成AIの例
- Canva AI(画像編集)
- Adobe Firefly(画像編集)
- Notion AI(タスク支援)
- Stable Diffusion(画像生成)
- Midjourney(画像生成)
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2位 Apple Vision Pro
日本時間の6月6日、Appleの新製品発表会WWDCにて新しいヘッドセットデバイス「Vision Pro」がサプライズ発表されました。
直前にMeta社の新型VRヘッドセット「Quest 3」の発表があり、かなり期待が高まっていた製品です。
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といったどの言葉も使わず「空間コンピューティング」という新しい概念とともに、近未来の常識を作りそうな紹介プレゼンが話題になりました。
空中を手や視線で操作するなど、映画のような生活が実現しそうです!
2024年アメリカで販売開始予定値段は日本円で約50万円!スマホのように一人1台持つ時代はまだ少し先になりそうです。
3位 Copilot(Microsoft365 Copilot、GitHub Cpopilot)
ChatGPTを代表する生成AIを活用したCopilot(コパイロット)という言葉も急拡大しました。
「副操縦士」という意味の単語で、代表的なものにMicrosoft365 Copilot、GitHub Copilotがあり、どちらも裏ではChatGPTが使われています。
機長(操縦士)はあなたで、AIが優秀な副操縦士という意味ですね。
- Microsoft365 Copilot
…ExcelやOutlookなどのオフィスソフトを使う時、AIが関数や文章の提案をしてくれる。 - GitHub Copilot
…プログラミングコードを入力すると、続きのコードを提案してくれる。
日々使っているものに追加されたAIは、生成AIを使うことが苦手だという人も自然に恩恵を受けられます。
ネットで飲食店やプレゼントを選ぶときにAIが助けてくれる、なんてことは当たり前になるかもしれません。
4位 GPU
GPUとは【画像処理に特化したパソコンの部品】で、ディスプレイ画面にキレイな映像を滑らかに表示させるように、細かな同じ作業を同時並列で処理することが得意です。
パソコンの頭脳と呼ばれるCPUに対して、GPUはパソコンの筋肉だと言えます。
なぜGPUがバズワードなのかと言うと、生成AIの開発に必須だから、です。
会話のパターンや画像など、大量のデータを入力・分析・生成することはGPUの特徴にぴったりなので、ChatGPTが大流行してから、
我が社も生成AIを作るぞ!OpenAIに作れて、うちに作れないわけがない!
と言ってか言わずか、たくさんのIT企業が次々と生成AI作りに参入しました。
そのためにGPUの需要が一気に増えたんですね…!
元々GPUを作るために必要な半導体が世界的に常に不足している中で、とても供給は追いつきません。生成AIビジネスの成功にはGPUの調達が鍵を握るという状況になっています。
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5位 マイナンバーカード
申し込み期限が2023年9月末に延長されたマイナポイント第2弾。およそ70%の普及率に達したマイナンバーカードにトラブルが次々と発生しました。
マイナンバーカードをめぐる主なトラブル
- コンビニ証明書の発行サービスで別人のデータが残っていて誤発行された。
- 公金受取口座に本人以外の口座を登録できてしまっていた。
- 別人にマイナポイントが付与されてしまった。
2024年の秋には紙の健康保険証を廃止しマイナンバーカードに統合する、改正マイナンバー法が6月に成立しました。
不安の残る状況ですね…
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6位 楽天モバイル
大手3キャリア(docomo、au、Softbank)が利用していない高速通信が可能な電波の帯域「プラチナバンド」。楽天モバイルには2023年の秋を目処に割り当てると、総務省から発表がありました。
さらに、auの電波を借りる「ローミング」(相互乗り入れ)の通信容量制限を無くす「Rakuten最強プラン」の発表も注目されました。
しかし、株価は下がる一方で…。ローミング自体は良いことなんだけど相変わらず世間の目は厳しい楽天モバイル。
7位 国産スマホ
5月のバルミューダがスマホ事業撤退を発表したニュースを皮切りに、京セラも個人向けスマホ事業の撤退、FCNTの経営破綻といった話題が続きました。
主な国産スマホ撤退の歴史
- 2013年7月 NECカシオ 個人向けスマホ撤退
- 2013年9月 パナソニック 個人向けスマホ撤退
- 2023年5月 バミューダ スマホ事業撤退
- 同月 京セラ 個人向けスマホ撤退
- 同月 FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ) ※らくらくスマホ 経営破綻
気づけば国内生産のスマホメーカーはソニーだけに…。(シャープは台湾企業、鴻海の傘下です)
iPhoneの圧倒的強さもアジアメーカーの勢いもわかりますが、ちょっとさみしいですね…。
8位 プロンプト
あまり一般的には使われていない言葉でしたが、生成AIの普及によって認知度が上がりました。
「プロンプト(prompt)」とは「動作を促すもの」という意味の英単語ですが、IT業界では「コンピュータへの指示」という意味で使われます。
生成AIに対する指示を与える文や単語のことを「プロンプト」と呼びます。中でも「これは除外してね」という指示である「ネガティブプロンプト」が質の高い生成に重要です。
優秀なプロンプトやネガティブプロンプトを並べた文章は「呪文」と呼ばれていて、魔法のような生成物が出てきます!
9位 バーチャルヒューマン
じわじわとビジネスにも使われるようになってきた、まるで人間のような見た目で発言をするバーチャルヒューマンという言葉が多く使われてきました。
凸版印刷と株式会社エイスリーがバーチャルヒューマンキャスティング事業を始めたり、ChatGPTで作った文章をAIキャラクターが喋るGateboxの「AIバイト」が登場したり、AIが人間の代わりに働く機会が増えそうです。
人間じゃなくても良いよね、という仕事はどんどんバーチャルヒューマンに置き換えられてしまいます。
中でも注意が必要なのは、バーチャルヒューマンを作る技術を使った偽の映像「ディープフェイク」や人の声のパターンを学習して本人のように喋らせることができるRVC(Retrieval-based Voice Changer)を使った詐欺です。
作られた映像や音声であると判別するための知識や技術が求められています。
それぞれの技術は素晴らしいんですが、使う人次第で簡単に悪用されます。
10位 Twitter
前期(2023年1月~3月)と比べてだいぶ変化は落ち着いたようで、話題は少ない印象でした。5月12日にイーロン・マスクが新CEOにリンダ・ヤッカリーノを任命したことが、大きな転換点です。
イーロンさんの熱はもうTwitterには無い…?
Twitter社はオフィスの家賃、IaaS(クラウドプラットフォーム)のAWSやGCPの費用が未払いになってるようで、先行きに不安があります。
個人的には「ポストTwitter」に期待しています。
Twitter類似アプリの一例
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まとめ
改めて、「【2023年4月~6月】ITバズワードまとめランキング10選」をおさらいします。(※クリックでジャンプします)
半分は生成AIに関係するものでした!これからもITの最新情報をざっくり理解して仕事や日常生活で役立てられると楽しいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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