こんな方にオススメの記事です!
- GPT-4って聞いたことあるけど何?
- ChatGPTとどう違うの?
- GPT-4は仕事や生活にどんな影響があるの?
GPT-4とは何かを一言でいうと、
です。大手IT企業の現役社員がわかりやすく解説します!
ChatGPTの公開からたった半年で進化した新バージョン。正確性や安全性が上がって、画像データの解読もできるようになった文章を作るAIだよ。人と大差無いくらい(かそれ以上)に実用的!
この記事を読むと、GPT-4を人に説明できるくらいにざっくり理解できます。
■この記事を書いた人
名前:まふかず
仕事:東証プライム上場で数千人規模のIT企業 / 法人営業10年目 / 80%在宅勤務
転職:〇〇の秘書→田舎の広告営業→IT企業
特徴: ITの最新情報が好き / 技術ゼロの文系
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ChatGPTに関する説明は過去の記事を参考にしてください♪
GPT-4とは?
ChatGPTの新バージョン
「GPT-4」は、文章生成AI「ChatGPT」の新バージョンのことで、
GPTとは「Generative Pre-trained Transformer = よくトレーニングされた文章をつくるやつ」の略です。
Windows10→11やiOS15→16みたいなものです。
その進化は、「司法試験下位10%から上位10%になった」とよく語られています。
2022年11月にOpenAIが公開したときは「GPT-3.5」のバージョンでした。。
現状、月額20ドル(約2,500円)の「ChatGPT Plus」でGPT-4を実装したChatGPTを利用可能です。
GoogleやMicrosoftのアカウントがあれば、GPT-3.5は誰でもすぐに使えます!
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IT市場を中心に大流行の「大規模言語モデル」
ChatGPTの流行に合わせて、LLM(Large Language Model =大規模言語モデル)という言葉も広まりました。
分類的にはNLP(Neuro Linguistic Programming =自然言語処理/神経言語プログラミング)です。
「言葉をたくさん覚えさせて自然な文章をつくる手法」という意味ですね!
\代表的なLLMまとめ/
開発 | 言語モデル | 読み方 | 主なサービス | 特徴 |
OpenAI | GPT-4 | ジーピーテティーフォー | ChatGPT | 文章生成AIの先駆け |
PaLM 2 | パームツー | Bard | ChatGPTを追従 | |
LaMDA | ラムダ | Bard | 対話型の言語が得意 | |
Meta | LLaMA | ラマ | 高性能でデータが軽い | |
Anthropic | Claude | クロード | Claude | OpenAI出身のCEO |
GPT-3.5までとの違い①(ネット検索の代わりから頼れるパートナーになった!)
GPT-3.5と比べて、事実に基づいた返答をする可能性が40%向上したと言われています。
実際の活用方法として…
- ChatGPTが上手く答えられるように工夫して質問する。
- 台本や原稿の大筋、アイデアや方針などの案を答えてもらう。
- 情報に間違いがないか確認する。
- 人間が個性を加えてアレンジする。
- AI+あなたのオリジナルコンテンツの完成!
このような役割分担が定番化しつつあります。
ChatGPTは、ネット検索やチャットボットの代わりという位置づけから、頼れるパートナーへと変わりました。
あなた専用の教師、相談相手、秘書、右腕(補佐)、というようなイメージです!頼もしい!
GPT-3.5までとの違い②(Moltimodal AI/マルチモーダルAI)
画像から読み取った情報を組み合わせた回答が可能になったこともGTP-4の大きな進化です。
最も有名なものが、
この冷蔵庫の中を撮った写真にある食材を使って、作れる料理を教えて!
と聞くと提案してくれる、というものです。
また、画像生成系AIの進化も急激に進んでいて、Stable DiffusionやMidjourneyなどが有名です。
公式サイトはコチラ!
Midjourneyのトップページはちょっとびっくりする演出が再生されますが、公式です!プログラミングコードがいっぱい流れてきます!
言語で入力する条件のことを「プロンプト(prompt)」と呼びます。この条件に合わせて画像データが生成されます。
特に、条件の除外を意味する「ネガティブプロンプト」が重要です。
高品質な画像を生成できるプロンプト群は通称「呪文」と呼ばれています。
今後は予め与える(ネガティブ)プロンプトが精査されたマルチモーダルAIが登場してきそうです。
プロンプトをあえて制限することで、自由度と引き換えに誰にでも使いやすいサービスが生まれてきます。
自由度が高すぎて何でもできてしまうオープンワールドゲームが万人ウケしないのと同じですね…。
問題や課題
文章生成AIの苦手なもの①(計算・数学)
ChatGPTはあくまで「文章生成AI」です。計算用の生成機(Generator)ではありません。
ChatGPTは電卓じゃないですよ!
よく「AIは言葉の意味を理解できていない」と言われますが、例えばリンゴの写真を見せた時に…
(全体的に赤色が多く球体に近く上部の膨らみが大きく頂部には茶色の棒状のものがついておりこれまで蓄積されたデータと照合するとかなりの高確率で・・・)
これはリンゴです。
ブブー!リンゴの写真でーす!
(蓄積されたデータと提示されたものを照合した結果リンゴではなくリンゴの写真だった、今後同じ特徴を持つものがリンゴの写真である可能性を含めることを記憶して・・・)
すみません。これはリンゴの写真です。
といった挙動を見せます。
(例え話です)
大量の文字の情報から推測しているのであって、
「リンゴかもしれないし、リンゴの写真という答えもありかも?」のような回答もしません。
そして、文章生成AIに足し算をさせようとすると、
「1+1」は「=2」とデータがあるけど「1+7243742725675」はデータがないぞ!
というようなことになり得ます。
つまり、基本的に「1+1」ではなく、“いちたすいち”と認識しているということです。
AIの機能にも向き不向き、得意不得意があります。
高性能なGPUは単純なオフィスワークに向いていないようなものです…
文章生成AIの苦手なもの②(最新情報)
LLM(大規模言語モデル)を利用した文章生成AIは、大量の情報をもとに整理して文章化するという特性上、最新情報を含んだ回答が苦手です。
それは、常にあらゆる分野の最新情報をデータベース化しているわけではないからです。
人間でも最新情報が正しいか、そうではないか判断するのは非常に困難です。
現状、結構な頻度で2021年9月までの情報を元にしていると念押しされます。
【追記】
ChatGPT APIを使ってインターネットサービスと連携させることで、この問題を解決しました。
例えば、Microsoft Edge(webブラウザ)でChatGPTと連携した「Bing AI Chat」を使って質問をすると、ネット検索の結果を踏まえた回答をしてくれます。
AI開発の制限
GPT-4が公開されてすぐに、OpenAIの共同創始者であるイーロン・マスクを含む複数名がGPT-4以上のAI開発を停止するよう求める署名を行いました。
一方、イーロン・マスクはこの署名の後、AI開発用にGPUを1万個買い上げ、AI開発企業「X.AI」(エックスエーアイ)を立ち上げました。
朝令暮改(=やっぱりやめた!)ってやつですね。
このように、人間の好奇心や野心を止めることはできません。
中国版ChatGPTと呼ばれているBaidu(百度/バイドゥ)の「文心一言」(ERNIE Bot/アーニーボット)のように
次々と新しい生成AIがリリースされていきます。
しかし、当然生成AIの世界標準規格はまだ存在しないので、粗悪な生成AIが蔓延する可能性が出てきてしまいます。
GPT-4では、危険物の製作情報の制限など、より安全性や健全な倫理観を高めたものになりました。
こういった意味での生成AIに対する制限は必要ではないでしょうか。
危ない情報を教えないように進化したものの、それはGPT-4だけだし、データは残っています。
私たちはどうすればいいの?AIに仕事を奪われる?
「日本語対応も問題ない」とOpnAIのCEOサム・アルトマンはインタビューの中で語っています。
今はまだAIの急激な進化について、
「ふーん。すごいねぇ。」
で終わっている人が多い印象です。しかし、仕事、日常、趣味など全ての分野にAI(生成AI)が進出しつつあります。
「日本語→外国語」の翻訳技術だけでも十分な驚きがありました。ただ、文章生成AIは「日本語→英語→プログラミング言語」に翻訳できます。つまり、日本語で誰でもスマホアプリやWebサービスを作ることができるようになったということです。
「AIに仕事を奪われる」が現実のものになってきました!
ChatGPTの日本語対応強化は、現状OpenAIで唯一の日本語が話せると言われている「シェイン・グウ」さんにかかっています。
まとめ
改めて、GPT-4とは何かを一言でいうと…
ChatGPTの公開からたった半年で進化した新バージョン。正確性や安全性が上がって、画像データの解読もできるようになった文章を作るAIだよ。人と大差無いくらい(かそれ以上)に実用的!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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